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【第47話】だるま女(だるまおんな)・・・人間として最低な者が今日も風俗から堕ちる女を狙っている・・・人間でありながら人間として生きる事を許されないのか

指きりげんまん


遊女が客に愛情の不変を誓う証として
自ら小指を切断して愛する男に
渡した事に由来する

渡された男も
遊女を買い上げする
つまり身請けを約束するというものだが
中には約束を守らない
不義理をする者もいた

小指を切ってまで
かたわになった遊女は
気持ち悪がられ
遊郭から追い出される

その後は転々と
ヨタカをして
生き延びるしかなかった

縄張りも激しい争いで
度々
地元のヤクザに金銭を巻き上げられ
上納金をむしり取られた

よく風俗で堕ちるという言葉を聞くが
まさに
その地獄である

かたわになったヨタカは
特に狙われやすく
一定の上納金を払えないと判断されると
腕や脚を切断され
だるま女(だるまおんな)として
売り飛ばされる


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(画像はイメージです)


見世物小屋に並べられては
口で字を書いたり
必死に水の入った皿をすする事で
同情や奇怪な眼差しを受けながら
最期まで酷使されるのである

生き延びられる者は非常に少なく
自らの糞尿にまみれながら
地面に転がされる毎日

衛生面から
肺炎にもなりやすく
一度
発症すれば何処かに埋められ
捨てられるという噂もあった

金にならないものには
一銭も使わない

だるま女(だるまおんな)には
未来がなかった

彼女らの怨念は凄まじく
詳しく語られていないが
遊郭はその念を回避する為に
建物にも工夫を巡らし
今でいうパワースポットに
遊郭一帯を置き
隅々まで結界を張ったほどである

遊郭に入る時
大きな門と鳥居をくぐって入るのも
これで
お分かりいただけたろう

意識のある
だるま女(だるまおんな)は嫌われる

人間として発言する
だるま女(だるまおんな)は口封じされる


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(画像はイメージです)


今でいう薬漬け
ヒロポンが手っ取り早く使用されていた

1951年(昭和26年)に
覚せい剤取締法を施行されたとはいえ
隠し持つ者は非常に多く
だるま女(だるまおんな)には
日常的に使われていた

今から40年前
欧米諸国から非難の声が上がり
人道的介入直前まで飛び火すると
ようやく警察も動く様になり
だるま女(だるまおんな)の
見世物小屋は無くなった

だが・・・
今でも
だるま女(だるまおんな)見たさに
裏見世物小屋が不定期に開かれ
グロマニアと呼ばれる者達の間で
人気を浴びている

人権人権とうるさいはずの日本
だが・・・
至る所に闇は存在している

風俗から堕ちる女が
今日も狙われている
だるま女(だるまおんな)にしようと

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[ 2016/07/25 01:04 ] ヤバイ話 | TB(-) | CM(0)